お客様の声

ブルーベル・ジャパン株式会社様

営業本部長 宮野太青様

OTSにお取引する前はどういった状況でしたか?

ブルーベルジャパン宮野様我々の主力事業に香水販売があり、当時、香水部門とファッション部門の物流を同じ自社倉庫で行っていたのですが、同じ倉庫でまったく性質の異なる商材を管理することが難しく、改善を要す状況が続いていました 。

オーティーエスに業務を委託されていかがですか?

委託当初はトラブルも色々ありましたが、その都度問題点を改善し、半年くらいで沈静化しました。その後に関しては特に大きなトラブルも無くスムースなオペレーションになっていると思います。当初のトラブルの原因はオーティーエス側の人的・システム的な問題もあったかと思いますが、我々が自社物流の感覚から抜け切れないままでオーティーエスに指示を出していたということも問題でした。社内であれば当たり前と考えていることも多く、融通が効く状況に慣れてしまっていた為、そのままのスタンスでお願いをして、我々もずいぶんオーティーエスにご迷惑をかけたと思います。

ただこの期間に双方で試行錯誤しながら良い関係を構築できたと感じており、その後はなトラブルが発生しても、お互いに最善の対応をしてこれたと思います。

情報管理という点で言えば、オーティーエスはプライバシーマーク認証を取っていらっしゃるので、「個人情報」の扱いについてはいつも勉強をさせてもらっています。時には「こういう情報は送らないでください」などと指摘されたりすることもあり(笑)、そういう面でもとても信頼ができます。
過去に一度コスト提示が安かった別の業者さんに物流業務の委託を動かしたことがありましたが、結局こちらのニーズに合ったサービスを受けることが出来ず、失敗に終わってしまいました。
再度オーティーエスにお願いをすることになった際に、快諾していただけたのはありがたかったです。

実はあのころ、同じような話がありまして。
一度オーティーエスを出られたお客様がまた戻ってこられるという件が数社あったんですが、スペースが埋まってしまい残念ながら1社お断りしてしまったんです。

オーティーエス代表田中結局、オーティーエスからそちらへ物流移管するにも準備期間が短く、移った先もファッション物流専業ではなかったので弊社のニーズに合わず、本当に戻れてよかったと思っています。
今は当初の目的でもあった香水部門とファッション部門の物流をスムースにするという目的も十分に果たされていると感じています。

ここは問題あるなと思うことはございますか?

弊社はオーティーエスともう10年近くやっており、お付き合いが長い分、担当される社員の方が変わることがありますよね。
その担当の方次第でサービス内容にばらつきがあることでしょうか。

そうですね。その点でご迷惑をおかけしたところもあると思います。ブルーベル様の規模ですと複数人の担当者で運用していきますが、ただ、担当者変更のときにも一定のサービスレベルを維持してバトンタッチするところまで管理するのが、本来の我々の責任なのですが、その点でご迷惑をおかけしてしまったことはお詫びしないとなりませんね。
あとは、担当者がずっと同じお客様にかかりきりですと、お客様と当社の担当者同士でツーカーの仲になる部分が大きくなったりしますね。
仕事を担当者同士で完結させてしまい、会社から問題点が見えないこともありますので、会社として担当者に任せすぎると、周りから逆に見えなくなるのでやはりある程度担当者換えは必要かなと思っています。

そうですね。それはあると思います。

今後オーティーエスに望むことはなんでしょうか

ブルーベル宮野様去年(2009年)に教えていただいた「KPI」管理ですね。現在物流以外の部署でも全社的に取り組もうとしているのですが、今見ている物流の効率性を指標で置き換えて管理するという手法は、お互いの無駄を省く意味でも期待していますので、今後もアドバイスをお願いしたいと思います。

KPIは例えば出荷1件あたりのコストや、リードタイムの増減を見る上でも有効だと思っております。我々物流側から見える指標は限られますが、おっしゃるとおり社内のほかの部署で有効だと思います。

あとは、贅沢な悩みですが、オーティーエスは優しすぎます(笑)。
なんとか我々の要求に応えようとしてくださるのはありがたいのですが、ダメなときはきちんと断っていただく。そうすることで、弊社内でどこに問題があったかを逆に分析できることもあると思います。
オーティーエスにイレギュラーなお願いをする際は、本当に切実な場合もあります。
しかし、そこで断ってくださることで、社内で問題提起ができ、問題や責任の所在が明確化します。

そうですね、おっしゃるとおりです。

オーティーエス代表田中あと先々、オーティーエスに期待することが2つあります。
弊社は比較的高い価格帯の商品を扱っているのですが、昨今のデフレ経済に柔軟に対応していかなければならない局面も近々出てくると思います。
そうなった場合でも変わらずパートナーシップを継続していただきたいということです。
高い商品にかけるべき手間と、そうではない商品にかけるべき手間は違うと思うので、その辺のバランスを相談したいと思っています。
あとは、私たちもEコマース事業の分野への進出も考えているので、立ち上げる際にはまた色々ご教授いただきたいと考えています。

かしこまりました。今後も色々お話が出てきそうですが、精一杯努力させていただきます。本日はありがとうございました。

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